美味しいお米といえばやっぱり新米ですよね。
近年は、米不足や米価格の高騰など、不安になるニュースが多いですが、新米の時期がいつなのかわかると安心です。
また、新米は炊き上げるとツヤツヤで、香りや独特の甘みが際立角が特徴で1年で一番お米がおいしい時期とも言われており、おいしい新米を見分けるポイントも押さえておきたいですよね。
以前は不味いと言われた北海道米ですが、近年は食味ランキングで最高ランクを毎年獲得し、知名度もかなり上がっています。
そんな北海道の新米を美味しくいただくために、新米の時期はいつなのか、北海道のおいしい新米を見分けるポイントを紹介していきます。
新米の時期はいつ?

新米といえば秋のイメージがありますが、具体的にいつ頃収穫されて、いつ頃からスーパーに並ぶのか気になるところですよね。
新米の時期を知っておくことで、お米の在庫管理や買い替えのタイミングが分かりやすくなり、季節の食卓づくりにも役立ちます。
新米の出荷時期は地域により若干の差がありますが、北海道のおいしい新米が出回る時期を紹介します。
北海道の新米の時期はいつ?
天候や品種により多少前後することがありますが、9月上旬から稲刈りが始まり、遅くても10月に入る頃には稲刈りは終了します。
北海道では雪が降る影響で、ただ、ここ最近の猛暑でお米の成長が早まり2025年は8月最終種に稲刈りをスタートさせた農家さんもいます。
三浦農園も例年だと9月中旬から稲刈りを始めていましたが、2025年は猛暑の影響もあり、9月上旬から稲刈りが始まりました。
自然が相手なので正確に何月何日ということはできませんが、8月お盆過ぎから末には「そろそろ新米の時期かな?」と意識しておくと良いでしょう。
実際に稲刈りが始まってもその後、乾燥、脱穀、籾摺りの作業を経て玄米になり精米という過程に進んでいくため、稲刈りが始まってすぐ出荷されるわけではありません。
出荷されるまでに時間がかかることを知っておくだけでも焦って家にあるお米を食べたり、焦って注文をする必要がなくなるので安心です。
北海道のおいしい新米を見分けるポイント

北海道の新米と一言で言っても、産地や品種によって味や香りに違いがあります。
また、長期的に考えると精米時期や保存方法もお米の味に影響が出ることが考えられます。
せっかく買うなら、できるだけおいしい新米を選びたいですよね。
ここでは、購入時にチェックしておきたいポイントをまとめていきます。
精米時期に注目
お米は玄米の状態で保存され、必要に応じて精米し、袋詰めされて出荷されます。
ただ、一度精米するとその時から空気に触れることになるので徐々に風味が落ちてパサついてきてしまいます。
お米には賞味期限や消費期限の表示がされていないので長期保存できるイメージですが、実際は精米日から1~2ヶ月で食べると良いとされているんですよ。
そのため、可能であれば精米日を確認して購入するか、注文後に精米し出荷している農家さんや販売店を選ぶのも良いでしょう。
三浦農園でも、注文を受けてから精米しており、精米日も米袋の裏に記載しています。
保存方法も注意
スーパーでは常温で平積みになっているお米ですが、可能な限り日光が当たらない涼しい場所で保管することをお勧めします。
というのも、お米は高温多湿に弱く、20度以上になるとカビが発生しやすくなってしまいます。
冬は大丈夫だったのに、夏になるとお米にカビが生えやすくなってしまうのもそのためです。
玄米、精米ともに理想的な温度は15度以下とされているので、家庭であれば野菜室などが理想的です。
なるべく空気に触れず、温度差が少ない場所で保存するとおいしい状態で食べることができますよ。
また、米袋のままではなく密閉袋や容器に入れ替えておくとより安心です。
精米であれば1〜2ヶ月ほどですが、玄米は正しく保存すると半年〜1年ほど保存できます。
品種
新米の時期はより品種によるお米の違いもわかりやすい時期かもしれません。
特にゆめぴりかはモチっとした食感が魅力の品種ですが、新米の時期は水分量も豊富なので少ない水加減でもふっくらとした食感を楽しむことができます。
また、ゆめぴりかは甘いのも特徴なので、新米をおかゆにしても甘くておいしいお粥になるのでおすすめです。
また、ななつぼしはゆめぴりかほどの粘りはありませんが、新米はツヤツヤピカピカで、ななつぼしらしいあっさりとした甘みを味わえます。
いつもはどちらかの品種を選んで食べている人も、新米の時期だけは両方食べたいという人も多く、それぞれの味わいの違いを楽しんでいただけているようです。
どちらも新米の時期はお米だけで何杯も食べられてしまうほどおいしいので、是非新米の時期にお米の食べ比べをして、好みのお米を見つけてみてください。
まとめ

新米の時期はいつなのか、北海道のおいしい新米を見分けるポイントを紹介してきました。
北海道の新米は、品種や精米時期、保存方法によって味や香りが変わります。
精米日や保存方法を確認し、自分の好みに合った品種を選ぶことで、よりおいしい状態で新米を楽しむことができます。
新米の時期は、稲刈り・精米を経て出荷された後から、その年の12月31日までに精米・放送されたお米のことです。
そう考えると、新米の季節は思ったより長いかもしれないですね。
お米は1年中美味しくいただけますが、ぜひ限られた期間の北海道のおいしい新米も味わってみてください。
炊きたてのキラキラ輝くふっくらとしたご飯を食べると、食卓がぐっと豊かになりますよ。
三浦農園の新米はこちらからチェックしてみてください。
この時期だけの新米を食べ比て、お気に入りの品種も見つけてみてくださいね。
